保育園・保活

0歳4月入園とは?出産月と保育園申し込みの関係を整理

0歳4月入園は、0歳児クラスと園ごとの受入月齢を分けて考える必要があります。東京23区では申込期間や出生前申込みの可否も区ごとに違うため、公式募集要項で確認しましょう。

0歳4月入園を出産月と年齢クラスで考えるカレンダーのイラスト
0歳4月入園は、出産月、年齢クラス、区の申込時期、復職予定を合わせて考えます。

0歳4月入園とは、子どもが0歳児クラスとして4月入園を目指す考え方です。ただし、「0歳児クラスに入るか」と「その園で預けられる月齢に達しているか」は別です。東京23区では、申込時期、出生前申込みの可否、必要書類、点数・指数、空き状況が区や施設で変わります。まずは出産予定日・復職予定・住んでいる区をもとに、区の募集要項と希望園の受入月齢を確認しましょう。全国制度の枠組みでは、市区町村が保育の必要性を認定し、利用調整を行います。(こども家庭庁)

まず、0歳児クラスと「預けられる月齢」は分けて考える

保育園の話で混乱しやすいのは、次の2つが別物だからです。

確認すること意味どこで確認する?
年齢クラス0歳児クラス、1歳児クラスなど。多くは年度の基準日で見る区の入園案内・クラス編成表
受入開始月齢その園が生後何日・何か月から預かるか区の施設一覧、園、見学時、ここdeサーチ

たとえば世田谷区の令和8年度例では、0歳児クラスは「令和7年4月2日生まれ〜」、1歳児クラスは「令和6年4月2日〜令和7年4月1日生まれ」と示されています。さらに、0歳児クラスについては「園により開始月齢が異なります」とされています。(世田谷区)

つまり、0歳児クラスに該当していても、希望園が「生後6か月以上」などの受入条件なら、4月1日時点の月齢によっては申し込めない、または希望園を変える必要がある場合があります。

出産月別に見る、0歳4月入園の考え方

以下は、令和8年4月1日入園・世田谷区の公式例をもとにした見方です。実際には、必ず自分の区・年度・施設の募集要項で確認してください。

出産月、0歳児クラス、4月入園申込みを並べたタイムライン
出産月によって、妊娠中に確認すべきことと産後に確認することが変わります。
出産時期の目安4月1日時点の見方注意点
4月2日〜9月生まれ0歳児クラスに該当し、月齢も比較的進んでいる4月入園の申込時期が秋〜冬に来るため、産後すぐ準備になる場合あり
10月〜12月生まれ0歳児クラス。ただし4月時点で5〜6か月前後園が「5か月以上」「6か月以上」などの場合、基準日確認が必要
1月〜2月上旬生まれ0歳児クラス。ただし月齢が低い「57日以上」「36日以上」など、受入月齢の細かい確認が必要
2月下旬〜3月生まれ0歳児クラスでも、4月1日時点の月齢がかなり低い0歳4月入園が難しい園もある。途中入園や1歳4月も検討
4月1日生まれ年齢クラスの扱いが年度境界で重要区のクラス表で確認
4月2日以降生まれ翌年度の0歳児クラスになる可能性その年の4月入園ではなく、翌年度の4月や途中入園を確認

世田谷区の令和8年4月1日入園例では、0歳児受入開始月齢として「36日以上」「42日以上」「57日以上」「5か月以上」「6か月以上」などが示されています。たとえば「57日以上」は令和8年2月3日以前生まれ、「6か月以上」は令和7年10月2日以前生まれという形で、基準日が具体的に示されています。(世田谷区)

0歳4月入園と1歳4月入園は何が違う?

0歳4月入園は、子どもがまだ小さいうちに4月入園を目指すため、妊娠中または産後すぐに情報収集・見学・書類準備が必要になりやすいです。

一方、1歳4月入園は、子どもが1歳児クラスになるタイミングで4月入園を目指す考え方です。育休期間を長く取りたい家族に合う場合もありますが、募集枠、在園児の進級、退園状況、指数、区の利用調整に影響されます。杉並区のように、園・歳児ごとの申込者数、内定者数、指数分布を年度ごとの参考資料として公開している区もありますが、年度により状況は変わると明記されています。(杉並区)

「0歳のほうが入りやすい」「1歳は厳しい」といった一般論だけで決めず、自分の区の募集予定人数、過去の申込状況、希望園の空き、復職予定を確認しましょう。

4月入園の申込みはいつ?区によって違う

4月入園の締切は、区と年度で変わります。

世田谷区の令和8年4月入園例では、一次受付は令和7年9月1日から11月10日まで、二次受付は令和7年11月12日から令和8年2月2日までです。さらに、令和8年2月24日までに生まれる予定の子は、分娩予定日を基準に受入月齢に応じた保育園等へ出生前の仮申込みができるとされています。(世田谷区)

渋谷区の令和8年度例でも、4月一次・二次募集に限り出生前の利用申込みに関する書類が示されています。出生前申込みでは、同意書や母子健康手帳の写しなどが必要とされています。(渋谷区)

一方、港区の令和8年度版案内では、出生前の申込みはできず、出生後に入園希望月の申込締切日までに申し込む扱いです。また、入園可能月齢は各保育園によって異なるため、施設一覧で確認するよう案内されています。(港区)

書類で早めに確認したいもの

書類・情報誰に確認する?注意点
就労証明書人事・労務担当・勤務先区の様式、証明日、有効期間、復職予定日の書き方を確認
母子健康手帳の写し区・必要に応じて病院・クリニック出生前申込みや出産予定日の確認に使う区がある
復職・復学に関する申立書区・人事・労務担当育休中・産休中の場合に必要な区がある
保育が必要な状況を証明する書類区・人事・労務担当・医療機関など就労、出産、疾病、介護、求職、就学などで変わる
申込書控え区・自分で保存育休給付金延長確認で必要になる場合がある
入所保留通知・不承諾通知育休・給付延長の確認で使う場合がある

保育園に入れなかった場合に確認すること

保育園に入れなかった場合も、「育休延長できる」「給付金が延長される」とは断定できません。

まず区に、二次募集、途中入園、空き状況、認可外・認証保育所、次回申込の扱い、不承諾通知の発行を確認します。次に人事・労務担当に、会社の育休延長手続きと必要書類を確認します。育児休業給付金については、厚生労働省・ハローワークの案内に沿って、延長事由認定申告書、保育所等の利用申込書の写し、市区町村が発行する利用できない旨の通知などを確認します。(厚生労働省)

次の行動チェックリスト

  • 住んでいる区の最新「保育園入園案内」を開く。
  • 子どもの出産予定日または生年月日を確認する。
  • 4月1日時点の年齢クラスを確認する。
  • 希望園ごとの0歳児受入開始月齢を確認する。
  • 出生前申込みができるか確認する。
  • 人事・労務担当に就労証明書の様式・発行日・復職予定日を相談する。
  • 復職予定日が区の条件に合うか確認する。
  • 認可外・認証・保活ワンストップ・ここdeサーチも見る。
  • 入れなかった場合に備え、申込書控えや通知を保存する。