保育園・保活

ここdeサーチの使い方:保育施設を探すときの確認ポイント

ここdeサーチは保育施設候補を探す入口です。空き、申込、点数、必要書類、見学は自治体や施設で確認します。

ここdeサーチで保育施設を探し、候補園と確認先を整理する家族
ここdeサーチは候補施設を探す入口です。空き、申込、点数、見学は自治体や施設で確認します。

ここdeサーチは、全国の教育・保育施設等の情報を一つのWebサイトで確認できる検索サービスです。施設の住所、教育・保育内容、利用定員、実費徴収額などを見ながら、保育園、認定こども園、幼稚園、認可外保育施設などの候補を探せます。(こども家庭庁)

ただし、ここdeサーチだけで「入園できるか」「空きがあるか」「申込期限に間に合うか」「点数で内定しそうか」までは決まりません。候補施設を探した後は、住んでいる自治体の保育園申込案内、空き情報、点数・指数、必要書類、施設見学の確認につなげることが大切です。

ここdeサーチは「候補施設を探す」ための入口です

ここdeサーチでできることは、主に保育施設の候補探しです。こども家庭庁は、ここdeサーチについて、全国の教育・保育施設等の情報を閲覧でき、住所、教育・保育内容、利用定員、実費徴収額などの詳細が分かるサイトだと説明しています。(こども家庭庁)

自治体の説明では、地域、最寄り駅、施設の種類、歳児などの条件から検索でき、施設の詳細を地図情報とあわせて確認できるとされています。(柏市)

一方で、空き状況は別確認です。柏市の公式ページでは、施設ごとの空き状況は保育園等の空き状況ページを見て、幼稚園や認可外保育施設の空きは各園に直接問い合わせるよう案内しています。(柏市) 東京でも、最終的な空き、申込、点数、必要書類は、住んでいる区市町村の公式ページで確認してください。

確認したいことまず見る場所最終確認先
近くの保育施設候補ここdeサーチ施設・自治体
施設の住所・保育内容・定員・費用項目ここdeサーチ施設
認可保育園等の申込期限自治体の保育園申込ページ区役所・市役所
空き状況・入園可能数自治体の空き情報ページ区役所・市役所
点数・指数自治体の申込案内区役所・市役所
認証・認可外の空き、料金、契約ここdeサーチで候補確認各施設

ここdeサーチの基本的な使い方

まず、生活動線を決めます。自宅周辺だけでなく、職場に向かう駅、きょうだいの園、通勤経路、雨の日の送迎ルートも考えておくと、候補を絞りやすくなります。

ここdeサーチ、施設見学、自治体確認の3ステップ図
施設検索の次に、見学で保育内容を確認し、自治体で申込・空き・点数を確認します。

世田谷区が公開している保護者向けの検索手順では、「もっと詳しく調べたい」から検索条件を設定し、住所や距離、施設種別などを選んで検索する流れが紹介されています。検索結果は、施設種別ごとに地図上に表示され、施設名や詳細情報を確認できます。(世田谷区)

検索するときは、次の順番で見ると整理しやすくなります。

  1. 地域や最寄り駅で候補を広く探す
  2. 子どもの年齢・歳児で絞り込む
  3. 施設種別を確認する
  4. 地図で送迎しやすい場所か見る
  5. 一覧やCSVで候補を保存する
  6. 気になる園の詳細情報を見る
  7. 施設名が分かっている場合は施設名検索も使う

世田谷区の手順PDFでは、地図表示、一覧表示、CSVファイルダウンロード、施設名検索も紹介されています。施設名検索では、登録名の半角・全角の違いで検索結果が出ない場合があるため、入力を変えて試すよう案内されています。(世田谷区)

詳細ページで見るべきポイント

ここdeサーチで候補施設を開いたら、施設名だけで判断せず、次の項目を確認します。

見る項目確認したい理由
所在地・地図毎日の送迎が現実的かを見るため
開園時間勤務時間・通勤時間・復職予定と合うかを見るため
受入年齢0歳、1歳、2歳など希望時期に受け入れ対象かを見るため
利用定員規模感を把握するため
教育・保育内容家庭の希望や子どもの性格に合いそうか考えるため
実費徴収額など保育料以外に必要な費用を確認するため
施設種別申込先や契約方法が変わるため
認可外の場合の情報契約、料金、指導検査結果などを追加確認するため

ここdeサーチは「候補を見つける」には便利ですが、実際の雰囲気、保育方針、持ち物、連絡方法、延長保育、災害時対応、体調不良時の対応などは、施設見学や施設への問い合わせで確認します。

東京都も、保育施設は子どもが生活時間の大半を過ごす場所であり、施設によって特色が違うため、申込前に施設見学や情報収集をして保育内容を確認するよう案内しています。(東京都福祉局)

施設種別を確認する:認可・認定こども園・地域型・認証・認可外

保育施設探しで大切なのは、施設名より先に「施設種別」を見ることです。施設種別によって、申込先、選考方法、契約先、空き確認の方法が変わります。

認可保育所、認定こども園、地域型保育などで2号・3号認定に関わる利用を希望する場合、こども家庭庁は、市町村に認定を申請し、利用希望を申し込み、市町村が保育の必要性や施設状況を踏まえて利用調整を行う流れを説明しています。(こども家庭庁)

東京都認証保育所は、東京都独自の制度です。東京都は、全施設で0歳児から預かること、13時間開所を基本とすること、利用者と保育所が直接利用契約できることなどを特徴として説明しています。(東京都福祉局) 認証保育所を検討する場合は、料金の仕組み、契約内容、見学、空き状況を施設に直接確認します。

認可外保育施設を検討する場合は、ここdeサーチで候補を見つけた後、施設への直接確認に加えて、自治体や東京都の公開情報も確認します。東京都は、認可外保育施設について過去3か年分の指導検査結果を確認できると案内しています。(東京都福祉局) また、認可外保育施設の証明書交付には、立入調査で国の指導監督基準の全項目を満たす必要があると説明されています。(東京都福祉局)

東京では、ここdeサーチ・保活ワンストップ・区のページを使い分ける

東京で保育園を探す場合、見る場所が複数あります。

まず、ここdeサーチは全国の保育施設を横断して探す入口です。東京都福祉局も、ここdeサーチでは知りたい地域の認定こども園、保育所、幼稚園などを、地域や最寄り駅から検索でき、地図情報とあわせて詳細を閲覧できると紹介しています。(東京都福祉局)

次に、東京都の保活ワンストップサービスがあります。東京都は、対象自治体で保育施設の検索、見学予約、入所申請をワンストップで行えるサービスとして紹介しています。対象自治体や参加施設は限定されるため、自分の区・市が対象かを確認してください。(東京都福祉局)

東京都デジタルサービス局は、2026年4月1日時点で、都内19自治体・1,287園で保活ワンストップサービスを提供し、施設情報収集や見学予約、入園申請ページへのアクセス、オンライン相談、指数シミュレーションを提供していると説明しています。(東京都デジタルサービス局)

最後に、必ず住んでいる区・市の保育園申込ページを確認します。申込期限、点数・指数、必要書類、空き情報、内定発表、二次選考などは自治体ごとに異なります。

空き・入園可能数・点数は自治体ページで確認する

ここdeサーチで候補を見つけても、空きや入園可能性は自治体ページで確認します。

例えば世田谷区は、令和8年4月入園のページで「入園可能数は、空き数や定員数とは異なります」と説明しています。選考直前まで変更される場合があることも案内されています。(世田谷区)

杉並区は、4月入所の申込者数や内定者数の指数分布を公開していますが、年度により状況は変化するため、年度ごとの状況を知るための情報として確認するよう案内しています。(杉並区)

江東区は、指数シミュレーションについて「算出される指数はあくまで目安」で、実際の選考結果を保証するものではないと明記しています。(江東区)

つまり、点数や指数は「目安」や「参考」にはなりますが、「この園に入れる」という保証にはなりません。区役所・市役所の最新案内で、申込期限、必要書類、指数、空き情報、内定発表の扱いを確認してください。

見学で確認したいこと

候補施設を3〜10件ほどに絞ったら、見学や問い合わせで確認します。施設によって見学方法は異なり、電話予約、Web予約、保活ワンストップ経由の見学予約などがあります。

見学では、次のような質問を用意しておくと比較しやすくなります。

  • 受入年齢と入園希望月に合っていますか
  • 開園時間、延長保育、土曜保育はどうなっていますか
  • 慣らし保育の期間はどのくらいですか
  • 給食、アレルギー対応、離乳食の進め方はどうなっていますか
  • お昼寝中の安全確認はどのようにしていますか
  • 体調不良時のお迎え基準はどうなっていますか
  • 保護者への連絡方法はアプリ、連絡帳、電話のどれですか
  • 災害時の引き渡しや避難先はどこですか
  • 実費、教材費、延長料金などは何がありますか
  • 認証・認可外の場合、契約期間、解約、キャンセル、料金変更はどうなっていますか

東京都認証保育所について、東京都は、施設見学などで保育方針や雰囲気が合うか確認し、料金システムや契約内容を書面でよく確認してから契約するよう案内しています。(東京都福祉局)

年齢・出生月・4月入園で注意したいこと

保育園探しでは、子どもの年齢と出生月が大きく関係します。0歳クラス、1歳クラス、4月入園、途中入園で、候補施設や申込期限が変わることがあります。

世田谷区の例では、令和8年4月入園の一次受付期間と二次受付期間が区よくある質問に示されています。(世田谷区) また、令和8年2月24日までに生まれる予定の子どもについて、分娩予定日を基準に受入月齢に応じた保育園等へ出生前の仮申込みができると説明されています。(世田谷区)

これは世田谷区の例であり、東京23区すべてにそのまま当てはまるわけではありません。出生前申込、4月入園、途中入園、受入月齢は、必ず住んでいる自治体の最新案内で確認してください。

ここdeサーチで候補を見つけた後にやること

ここdeサーチで候補が見つかったら、次は公式確認を進めます。

次にやること確認先
入園希望月の申込期限を見る区役所・市役所の保育園申込ページ
必要書類を確認する区役所・市役所
就労証明書を依頼する勤務先・人事・労務担当
見学を予約する施設、保活ワンストップ、電話など
空き状況を見る自治体の空き情報ページ、施設
点数・指数を確認する自治体の申込案内
認証・認可外の契約を確認する各施設
子どもの健康状況に関する書類を確認する自治体、必要に応じて病院・クリニック

就労証明書については、こども家庭庁が標準的な様式を示しています。ただし、実際に使う様式、証明日、追加書類、提出期限は自治体ごとに異なるため、区・市の案内で確認します。(こども家庭庁) 江東区の令和8年度申込書類の例では、就労証明書、児童の健康状況申告書、復職証明書などが案内されています。(江東区)

入れなかった場合に確認すること

保育園に入れなかった場合は、まず自治体からの通知、次回選考、二次選考、待機扱い、希望園変更、認証・認可外・一時保育などの代替候補を確認します。

育児休業中の家庭では、育児休業給付金の支給対象期間延長が気になることがあります。ただし、「保育園に入れなかったら必ず延長できる」とは言えません。厚生労働省は、2025年4月から、保育所等に入れなかったことを理由とする育児休業給付金の支給対象期間延長手続きが変わり、保育所等の利用申込みが速やかな職場復帰のために行われたものと認められることが必要になったと説明しています。(厚生労働省)

同ページでは、延長時に、延長事由認定申告書、保育所等の利用申込書の写し、市区町村が発行する入所保留通知書・入所不承諾通知書などを添付するよう案内されています。(厚生労働省) 具体的な手続きは、勤務先、事業主、ハローワークで確認してください。

よくある質問

ここdeサーチは公式ですか?

ここdeサーチは、こども家庭庁が「子ども・子育て支援情報公表システム」として紹介している保育施設等の検索サービスです。こども家庭庁ページからここdeサーチが運営するトップページへリンクされています。(こども家庭庁)

ここdeサーチで保育園の空きは分かりますか?

候補施設の情報は確認できますが、空き状況は自治体の空き情報ページや施設への直接確認が必要です。自治体によっては、ここdeサーチとは別に空き状況ページを案内しています。(柏市)

ここdeサーチから保育園に申し込めますか?

ここdeサーチは主に施設検索の入口です。認可保育所等の利用では、市町村に認定や利用希望を申し込み、市町村が利用調整を行います。(こども家庭庁) 東京都の保活ワンストップサービス対象自治体では、入園申請ページへのアクセスなどができる場合があります。(東京都デジタルサービス局)

認可外保育施設も検索できますか?

世田谷区の公式ページでは、ここdeサーチは特定教育・保育施設および認可外保育施設等の子育て支援に関する情報を閲覧できるシステムだと説明されています。(世田谷区) 認可外を検討する場合は、施設への直接確認に加えて、指導検査結果や契約内容も確認してください。(東京都福祉局)

ここdeサーチと東京都保活ワンストップサービスの違いは何ですか?

ここdeサーチは全国の施設情報を探す入口です。東京都保活ワンストップサービスは、対象自治体・対象施設で、施設情報収集、見学予約、入園申請ページへのアクセス、オンライン相談、指数シミュレーションなどを提供する東京のサービスです。(東京都デジタルサービス局)

点数や指数はここdeサーチで分かりますか?

点数や指数は自治体の基準で決まります。こども家庭庁は、市町村が定める基準に基づき、保育の必要性などから優先順位をつけて利用調整を行うと説明しています。(こども家庭庁) ここdeサーチではなく、自治体の申込案内や指数表を確認してください。

見学は必要ですか?

東京都は、申込前に施設見学や情報収集をし、保育内容を確認したうえで施設を選ぶよう案内しています。(東京都福祉局) 見学できない場合は、電話やオンライン説明会、資料、保護者向け説明などで代替確認できるか施設に聞いてください。

保育園に入れなかったら育休延長できますか?

この記事では延長可否を判断できません。厚生労働省は、2025年4月から手続きが変わり、入所保留通知等に加えて、速やかな職場復帰のための申込みと認められることが必要になったと説明しています。(厚生労働省) 勤務先、事業主、ハローワークで確認してください。

次にやることチェックリスト

  • ここdeサーチで自宅・駅・職場周辺の候補を探す
  • 施設種別、受入年齢、開園時間、費用項目を確認する
  • 候補園を3〜10件ほど保存する
  • 住んでいる自治体の保育園申込ページを開く
  • 入園希望月の締切、必要書類、点数・指数、空き情報を確認する
  • 勤務先に就労証明書の依頼時期を確認する
  • 気になる園の見学方法を確認する
  • 認証・認可外は料金、契約、空き、指導検査結果を確認する
  • 入れなかった場合に必要な通知や申込書写しを保存する
  • 分からない点は、区役所・市役所、施設、勤務先、必要に応じてハローワークに確認する